【再読】SQL実践入門──高速でわかりやすいクエリの書き方


今携わっている仕事でSQLチューニングの依頼が来るかもしれないので、本棚から久々に本を引っ張り出してきました。

SQL実践入門──高速でわかりやすいクエリの書き方

本書はリレーショナル・データベースのアーキテクチャに関する解説に始まり、SQLの各構文の基礎を学び、パフォーマンスの良いSQLを書くための知識が身に付きます。
また、記載されているSQLにはだいたい実行計画が併記されているので、実行計画の読み方も練習できます。

SQL初学者には少しとっつきにくいので、他の入門書で基礎を学んでからこの本を読み、そのあとに個々のRDB製品に特化した本を読むという段階を踏むと、わりとすんなり読み進められるかなと思います。

初版が2015年なので、やや古くなっている記述(MySQLの結合アルゴリズムはNested roop系しかない→MySQL8系でHashが追加された)はあるものの、まだ書店でも見かけますし現役で使えるので、手に取ってみてはいかがでしょうか。