【Google広告】カスタマーマッチとは?個人情報保護法に注意!


カスタマーマッチとは

Google広告には「カスタマーマッチ」という、顧客のデータを活用してターゲティングする機能があります。Cookie規制の影響を受けて、ユーザーのプライバシーを尊重しながらも効果的な広告を配信して行く上でターゲティング精度を上げることのできる1つの方法となります。

これまでコンバージョンに至ったユーザーのデータを使用することで、再度同じユーザーにアプローチをかけたり類似しているユーザーにアプローチをかけるということが可能です。反対に、一度コンバージョンが取れているユーザーには広告費をかけて配信したくない場合は、除外設定をすることができます。

例えば、新しい商品を発売予定で広告を打ち出す場合、以前購入に至ったユーザーにも広告を配信して、リピーターになってほしいですよね。そのような場合に、カスタマーマッチを使用することで、特別なプロモーションや割引情報を提供することが可能です。逆に、病院など、まだ予約したことがないユーザーに向けて、初診予約目的で広告を出している場合などは、一度初診予約してくれたユーザーには広告を出さないように除外することが可能です。

カスタマーマッチの仕組みは?

具体的にどのような仕組みでターゲティングされているのかというと、コンバージョンに至る時にフォームで入力して送信される、メールアドレスや電話番号が利用されます。利用される際には暗号化されて利用されるので、実際のメールアドレスや電話番号がgoogle広告にアップロードされるというわけではありませんのでご安心ください。また、アップロードするときは、電話番号・氏名・メールアドレスなどの項目を必須で入れる必要はありませんが。項目がたくさんある方がターゲティングの精度は高くなります。最低限でいうとメールアドレスは項目として入れたほうが良さそうです。

個人情報保護法に該当するのか?

このように、カスタマーマッチには、ユーザーの個人情報を使用しGoogle広告に使用するという点から、個人情報保護法の「第三者提供」に該当します。そのため、ユーザーの方には事前の同意を得る必要があります。Google広告にアップロードされる場合は直接個人情報の中身が送信されるわけではなく暗号化はされているというものの、プライバシーポリシーなどで同意を得ていない場合は、使用することはできませんので、注意が必要です。

カスタマーマッチが利用できない場合もある

カスタマーマッチは利用要件が存在しており、どのアカウントでも使用できるというわけではありません。そもそもアカウントによっては、Google広告管理画面のお知らせ通知のところで、「お客様のアカウントはカスタマー マッチのポリシーに違反しています。お客様のアカウントはカスタマー マッチのポリシーに違反しているため、カスタマー マッチのリストをご利用いただけません。詳しくは、アカウントマネージャーにお問い合わせください。」と表示されている場合があります。逆に使用できるアカウントは「お客様のアカウントでカスタマーマッチが利用できるようになりました。」と通知がきている可能性がありますので、そもそも使えるのかどうかを確認するようにしてください。

・これまでポリシーを遵守してきた実績があること
・これまでお支払いに関して問題が発生していないこと
・Google 広告で 90 日以上のご利用実績があること
・ご利用金額が通算 5 万米ドルを超えている広告であること

Google広告のヘルプによると、カスタマーマッチが利用できない理由としては、上記が挙げられています。これまでポリシー違反を放置してきたり、お支払いに関して問題があった場合はカスタマーマッチがを利用することができません・・!このようにならないためにも日頃からGoogle広告にてポリシー違反やお支払いに問題が起きていないか確認して運用していく必要があります。

まとめ

Google広告のカスタマーマッチによってより精度の高いターゲティングを行うことができます。Cookieの規制を受けて、ターゲティングが難しくなっている近年、可能であればCookieに依存しない施策を取り入れていきたいものです。しかしながらカスタマーマッチの場合は、個人データを使用するため、個人情報保護法に関する対応が必要となります。今後Google広告にてカスタマーマッチを使用する場合は、既存ユーザーへの同意の上で活用を検討してみてください。